商務部副部長兼国際貿易交渉副代表の王受文氏は21日、「党中央及び国務院の計画に基づき、商務部と4省・直轄市の人民政府が関連部門と共同で検討・策定し、国務院の承認を受け、北京・湖南・安徽自由貿易試験区全体案及び浙江自由貿易試験区地域拡大案を印刷・配布した」と説明した。
王氏は同日、国務院新聞弁公室の記者会見で次のように述べた。
中国はすでに上海、広東、遼寧、海南、山東などの18カ所の自由貿易試験区を設立した。今回の3カ所を合わせると、自由貿易試験区は21カ所にのぼる。自由貿易試験区のさらなる拡大の目的は、より広い範囲、より広い分野、より深いレベルの改革を模索し、高品質発展の内的動力を引き出すことだ。またより高水準の開放を通じ、発展の新構造の形成加速を推進することだ。
4つの案は自由貿易試験区の戦略的位置づけと要求を十分に考慮した。サービス貿易、先進製造業、科学技術革新、デジタル経済などの新分野と新業態をめぐり、特色の鮮明な差別化された試行任務を打ち出した。各自の特色を持つ改革開放の新たな要衝を築く。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月23日