中国インターネット情報センター(CNNIC)が発表した第46回「中国インターネット発展状況統計報告書」によると、今年6月時点の中国のオンラインフードデリバリーのユーザー数は4億900万人で、3月より1124万人増加しネットユーザー全体の43.5%を占めた。うち携帯電話によるユーザー数は4億700万人で、3月より1067万人増加し携帯電話を使うネットユーザーの43.7%を占めた。また報告書によると、感染症の影響を受け配達員の人件費がやや下がると同時に、多くのミドル・ハイエンドブランドの飲食店がデリバリーサービスを開始したことで、客単価が上がった。人件費と客単価の改善は、デリバリー事業の回復にプラスに作用する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月30日