粤港澳(広東・香港・澳門)大湾区の人民元越境決済円滑化のさらなるペースアップに伴い、人民元越境決済が絶えず粤港澳実体経済の対外事業の安定的な発展を支えている。より多くの金融サービス商品が企業に「活水」をもたらしている。
広東省地方金融監督管理局の説明によると、広東省が打ち出した「粤港澳大湾区建設への金融サポートに関する意見の貫徹・実施をめぐる案」の80件の措置のうち、8月末時点で65件の措置が実施済みか、実施が推進中となっている。
8月末現在、広東省の香港・澳門(マカオ)地区との人民元越境収支は累計で16兆元以上にのぼっている。人民元はすでに粤港澳越境決済における第2の通貨となっている。
広東省の今年1−8月の人民元越境決済額は前年同期比19%増の2兆6000億元で、同期の越境収支の40.3%を占めた。うち貨物貿易業務は3.1%増の9373億元、直接投資業務は40%増の4959億元。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月10日