科学技術は国家隆盛の礎であり、革新は民族進歩の魂である。第13次五カ年計画期(2016−20年)、中国の科学技術事業は歴史的な成果を手にし、歴史的な変革が生じた。人民日報のインタビューに応じた国際関係者は、「中国は科学技術革新の推進に力を入れ、発展に尽きることなき新たな原動力を注いだ。中国は世界の科学技術革新ガバナンスに深く参与している。科学技術革新のグローバル化水準と国際的な影響力が絶えず向上し、世界の科学技術革新をめぐる協力の重要な推進力になっている」と述べた。
世界知的所有権機関(WIPO)が先ほど発表したグローバル・イノベーション・インデックス(GII)2020年版によると、中国の順位は2015年の29位から14位に上昇した。中国国家統計局のデータによると、中国全国の2019年の研究開発費は2兆2000億元以上で、1万人あたり発明特許保有件数は13.3件となった。中国全国の2015年の研究開発費は1兆4000億元で、1万人あたり発明特許保有件数は6.3件だった。
クーン基金会代表のロバート・クーン氏は「中国の革新産業の急速な発展は、国家政策の奨励と指導、社会による革新を支持する文化的雰囲気の形成、科学技術体制改革の継続的な掘り下げによるものだ。中国政府は科学技術革新活動を高度に重視している。正確な政策の指導を受け、中国社会は大胆かつ果敢に革新に取り組み、革新に対しておおらかな良好な雰囲気を形成している」と話した。
「中国は改革と革新により世界の先頭に立った」クロアチア・中国友好協会の会長であるアンドレ・カラフィリポヴィッチ氏は、中国の近年の大きな変化を目の当たりにした。中国が科学研究への投入を重視し、専門分野の人材の革新力の育成を重視するなどし、中国経済の安定的な発展に重要な支えを提供し、これを中国経済の質の高い発展の大きなエンジンにしたと判断した。