新エネ車が新たな発展迎える 2025年に新車に占める割合25%に

新エネ車が新たな発展迎える 2025年に新車に占める割合25%に。

タグ:新エネ車

発信時間:2020-10-13 12:56:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 先日開かれた国務院常務会議は『新エネルギー車産業発展計画(2020-2035)』を可決し、市場主導・革新駆動・協調推進・開放発展を基本原則とし、15年の努力を通して中国の新エネルギー車のコア技術を世界トップレベルにし、ブランドの国際競争力を高め、中国を世界自動車強国にすることを打ち出した。『計画』の登場により新エネルギー車産業発展に関する措置の実施が加速化し、今後15年の中国の新エネルギー車産業の発展に新たな構想が描かれた。


2025年に新車販売台数に占める割合を25%に


 『計画』は、2025年に新エネルギー車の新車販売台数に占める割合を25%前後にし、スマートコネクテッドカーの割合を40%にし、高度自動運転スマートコネクテッドカーの限定エリアと特定シーンの商用化を実威厳することを打ち出した。また、2035年に純電気自動車を主流にし、燃料電池自動車の商用化、公共車両の全面電気化を実現し、高度自動運転スマートコネクテッドカーを普及させ、省エネ・排出削減レベルと社会運用効率の向上を促す。


 電気化、コネクテッド化、スマート化、シェア化は自動車産業の発展の流れと傾向になりつつある。全国乗用車市場情報聯席会の崔東樹秘書長は、『計画』の狙いは産業グレードアップの牽引、新エネルギー車の台数増加だと見ている。


 そのほか、先日開かれた2020世界新エネルギー車サプライチェーンイノベーション大会で、国家新エネルギー車イノベーションプロジェクト専門家チームのリーダーの王秉剛氏は、まもなく発表される2.0版「省エネと新エネルギー車技術路線図」は2035年までに省エネ車と新エネ車の販売の割合をそれぞれ約50%にし、自動車産業の電気化をほぼ実現し、中国自動車産業の長期発展の基礎を築くことを打ち出すと明かした。


 中国の新エネルギー車はコーナーでの追い越しを目指している。2019年、世界主要国の新エネルギー車販売台数は210万台を超え、うち中国の販売台数は120万6000台で、中国の新車販売台数に占める割合は4.68%に達した。2019年末、世界の新エネルギー車販売台数は累計720万台を突破し、中国の割合は50%を超えた。財政補助の減額や突然の感染症流行などの影響で、中国の新エネルギー車販売台数は一時減少していた。


 工業情報化部の辛国斌副部長は先日開かれた2020世界新エネルギー車大会で、新エネルギー車の発展は世界自動車産業のモデル転換・グレードアップ・グリーン発展に欠かせない道であるとともに、新時代の中国自動車産業の質の高い発展の戦略的選択でもあると話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年10月13日

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