債券市場は直接金融の重要ルートの一つだ。中国人民銀行のデータによると、今年8月末現在の中国債券市場の債券発行残高は112兆元にのぼり、第13次五カ年計画(2016−20年)の初年度の2倍以上となっている。中国債券市場はすでに世界2位の債券市場に発展しており、実体経済を支える力が大幅に強化された。多くの国際投資家が積極的に参入している。
債券市場の資金調達規模の成長は、実体経済により多くの資金面のサポートを提供する。その裏側で、中国の債券市場の品種が揃い、構造がより合理的になり、多くの債券品種が成長している。
国際金融問題専門家の趙慶明氏は「中国の債券市場は以前、国債と金融債券が中心だったが、現在は社債、短期融資券、中期手形、都市開発投資債券、地方政府債券、地方特別債券などが共に力を入れ、長期的な発展を実現している。異なる主体の資金調達の需要を満たし、選好の異なる投資主体の需要を満たすことができる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月13日