中国国際輸入博覧会の各種準備作業が現在、秩序正しく展開されている。第3回輸入博覧会の初めて会場入りする展示品が23日、国家会展センター(上海)に到着し、正式に設置段階に入った。来月2日頃には展示ブースと展示品の設置が終わる見通しだ。
業界関係者は、感染対策常態化を背景とする輸入博覧会の開催は、産業チェーン・サプライチェーンの安定を促し、世界経済の回復・成長の加速に対して重要な意義を持つと判断した。
商務部国際貿易経済協力研究院「一帯一路」研究所の祁欣所長は、「感染症は国際貿易に極めて大きな衝撃を及ぼした。『受注難』にあえぐ外資系企業は、輸入博覧会で中国市場を切り拓くことに期待している。第3回輸入博覧会の開催は世界各国に向け、経済グローバル化と人類運命共同体の建設を推進する中国の揺るぎなき立場を証明する。また国内の生産・生活の需要を満たし、世界経済の回復・成長の加速に対して重要な意義を持つ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月26日