経済 > 越境EC輸出企業、税関が大胆な「世界販売」を全力で支持
越境EC輸出企業、税関が大胆な「世界販売」を全力で支持。
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税関総署口岸監督管理司の王軍司長はこのほど、「第1−3四半期に越境EC貿易額が増加傾向を維持し、貿易安定の大きな見所になった。税関総署は越境ECなどの新業態の監督管理改革の推進に取り組み、越境EC輸出企業の大胆な世界販売を全力で支持する」と説明した。
越境ECアフターサービス体制の建設の需要、返品の高コストなどの問題に焦点を絞り、税関総署は今年1月に越境EC輸出返品監督管理試行を開始した。高効率・安全・スムーズな輸出返品ルートの構築を模索し、3月より全面的に輸出返品政策の普及を開始した。小売輸出、特殊地域輸出、輸出海外倉庫という3つのモデルの返品を支持し、返品問題を解消した。同時に越境EC小売輸入返品措置を改善し、越境EC小売輸入返品期限を30日から45日に延長した。企業が感染症による物流の遅れといった影響を克服できるよう支援し、企業のアフターサービス体制の改善に協力した。
税関は輸出返品ルートを設け、輸入返品モデルを改善することで、企業の自信を深め、競争力を上げられるようにしている。今年1−9月に全国で検査の上通過した越境EC輸出返品は1万7546件で、価値にして総額2億4900万元だった。
税関は今年6月、越境EC企業間（B2B）輸出監督管理試行政策を打ち出し、特別監督管理方法コードを増やし、越境ECのB2B輸出に特化した監督管理の新ルートを設けた。越境EC輸出の貿易安定、雇用確保、市場主体の維持に対する積極的な効果を十分に発揮した。7月には第1期試行を開始し、9月には第2期試行に拡大した。3カ月に渡る試行において、越境ECのB2B輸出業務全体が安定的かつスムーズに進められた。7月1日から9月30日にかけて、22カ所の試行税関が累計1145万6700件の越境ECのB2B輸出を検査し、通過させた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2020年10月31日
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