展示面積が約3万平方メートル増え、展示品の規模が持続的に拡大するーー世界で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、世界経済の先行きが不透明ななか、第3回中国国際輸入博覧会の予定通りの開催には並々ならぬ意義がある。
注意すべきは、世界トップ500社とリーディングカンパニーが特に出展に意欲的なことだ。昨年出展した大多数の世界トップ500社が今年も継続出展し、展示面積も大幅に拡大する。約100社が今後3回の展示ブースの予約を入れたほどだ。
さらに、一部の欧米出展国の展示エリアの面積が3割以上も増える。世界の大多数の国と地域及び企業が、輸入博覧会を一つの場、チャンスと見ている。これは現在の脱グローバル化の思想、一国主義の台頭などの現象に対する最も力強い反応だ。
輸入博覧会の開催は、揺るぎなき姿勢で開放を拡大し、中国の大きな市場を共有するという積極的なシグナルを発した。また国内大循環を主体とする、国内・国際ダブル循環による相互促進という新たな発展構造に貢献する。
高品質の供給により新たな需要をけん引・創造する。これは国内大循環の円滑化、国内・国際ダブル循環の促進、全面的な消費促進、投資空間拡大の重要な手段だ。輸入博覧会という場はすでに効果的な担い手になっており、中国経済のより高品質な発展を促し、人々の美しい生活への憧れをより良く叶える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月3日