「国民経済・社会発展第14次五カ年計画と2035年までの長期目標の策定に関する中共中央の提議」の全文が3日、発表された。
2035年の長期目標を見据え、国内外の発展の趨勢と中国の発展条件を総合的に考慮し、目標中心と問題中心の結合を貫き、「守正」と革新の統一を貫く。提議は第14次五カ年計画期間(2021−20年)の経済・社会発展の6つの主要目標を明らかにした。
●経済発展で新たな成果を。発展は中国のすべての問題を解消する基礎と鍵だ。発展は新たな発展理念を貫き、品質・効果・利益を大幅に高めた上で経済の持続的かつ健全な発展を実現し、成長の潜在力を十分に発揮しなければならない。国内市場はより強く大きくなり、経済構造はさらに改善され、革新力が大幅に向上する。産業の基礎の高度化水準、産業チェーンの現代化水準が大幅に向上し、農業の基礎がより堅固になり、都市部・農村部地域発展の協調性が大幅に強化される。現代化経済体系の建設で重大な進展を実現する。
●改革開放で新たな一歩を。社会主義市場経済体制をより改善し、高基準市場体系をほぼ構築し、市場主体の活力を高める。財産権制度改革と要素市場化配置改革の重大な進展を実現し、公平競争制度をより健全にし、より高水準の開放型経済新体制をほぼ形成する。
●社会の文明水準のさらなる向上。社会主義核心価値観が人々の心に深く根ざし、人民の思想道徳素養、科学文化素養、心身健康素養が大幅に向上する。公共文化サービス体系及び文化産業体系がより健全になる。人民の精神文化生活が日増しに豊富になり、中華文化の影響力がさらに向上し、中華民族の団結力がさらに強化される。
●生態文明の建設で新たな進歩を実現。
●民生・福祉を新たな水準へ。
●国家ガバナンス機能の新たな向上。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月4日