国際通貨基金(IMF)のジェフリー・オカモト筆頭副専務理事は4日、「中国経済は新型コロナウイルス感染症からスムーズに回復している。構造改革のさらなる推進は、中国経済の強靭性を高め、よりグリーンで包摂的な経済成長を促す」と述べた。
IMFの作業チームと中国側は先月26日と今月4日、2020年IMF4条協議を行った。オカモト氏は協議後に声明を発表し、中国の感染症との戦いと経済回復の状況を賞賛した。「中国が講じた大規模な防疫措置は感染を効果的に抑制し、かつ速やかにマクロ支持政策を打ち出すことで感染症のショックを和らげた。これにより中国経済はコロナからスムーズに回復している」IMFは中国経済の今年の成長率を1.9%、来年を8.2%と予想している。
オカモト氏はまた、「感染症のショックに直面しながらも、中国は依然として重要改革を推進している。さらなる構造改革の推進は、金融リスクを抑制し、経済の強靭性を高める。よりグリーンで包摂的な経済成長を促すと同時に、対外的なバランスの乱れを解消する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月5日