習主席は第2回輸入博の開幕式で「開放・共有型の世界経済の共同構築」を提唱し、中国のさらに高度な対外開放の持続的推進に向けた決意を表明、開放型世界経済の構築を推し進めるための中国の方案を提起した。新型コロナウイルス感染症が世界経済に影を落とすなか、開放的・包摂的・互恵的な協力を求める声が各界の識者の間で一段と高まっている。
幸福な生活を追求することは各国の人々の共通の願いだ。人類社会が進歩し続けるには、各国政府が閉鎖ではなく開放を、対立ではなく協力を、独占ではなくウィンウィンを堅持する必要がある。
「中国市場は非常に広大で、皆さんの来訪を歓迎します」。中国が主催する一大イベントは、すべての国に大きく門戸を開いて歓迎する。輸入博への幅広い参画は、中国が主体的に輸入を拡大し市場を開放する誠意を示すとともに、国際社会のグローバルな貿易環境改善と互恵協力実現に対する期待を反映している。中国はより広範なグローバルな視点から開放実現への方策を考え、経済のグローバル化を積極的に推進、包摂的で互恵的な発展の未来図を模索し、人類運命共同体の構築を推進することで、各方面からの幅広い支持を得た。
セルビアのブルナビッチ首相は第2回輸入博の開幕式で習主席の基調演説を聴き、「我々のビジョンは共同的発展だ。協力がなければ共同的発展は不可能であり、中国の協力と開放的精神に感謝する」と述べた。チュニジアの元駐中国大使モハメド・サハビ・バスリ氏は、「開放・共有型の世界経済の共同構築は、人類運命共同体の理念を構築する具体的な実践であるとともに、国際社会が潜在的な危機を乗り越え、共同的発展の実現に向けた方向性を明示するものだ」と述べた。