◆最先端技術を披露
デンマークを本拠とするグローバル製薬会社ノボノルディスクのグローバル・シニアバイスプレジデント兼グレーターチャイナ総裁の周霞萍氏によると、今輸入博の同社の展示面積は700平方メートルと、昨年の500平方メートルから拡大した。中国で上市した革新的新薬14品目と革新的注射装置9品目を展示するほか、基礎インスリンを含む世界中のさまざまな糖尿病の革新的成果も全て出展する。
新エネルギー自動車はすでに多くの消費者の「買い物リスト」に入っている。今回初参加する宝飾品販売大手で電気自動車関連も手掛ける力世紀集団(アポロ・フューチャー・モビリティ)は、次回の輸入博へにも参加する予定で、同時並行で準備作業を進めている。同社の何敬豊主席は、3Dプリント・カーや次世代炭化ケイ素(SiC)デュアルインバーターといった、既存の科学技術水準を超越するハイテク「ブラックテクノロジー」の展示を通じて、より多くの提携パートナーを見つけたいと語った。
◆最新トレンドを紹介
最新トレンドは中国と西洋の両方が備わる中洋折衷にある。1889年にフランス・パリで創業されたファッション・ブランド、ランバン(Lanvin)は、今博覧会で新作コレクションを数多く発表する。このうち、人気ブランド、バンパー(Bumper)のスニーカーは中国限定モデルで、「上海2021」のロゴ入りだ。
デンマークのブロック玩具レゴ(LEGO)は、遊び心にあふれた巨大なレゴ作品を出展。直径2メートルに及ぶ惑星で、レゴビルダー9人が242時間かけて組み立て、さらに設置に51時間かけたという大物だ。惑星の上には、上海市や湖北省長沙市、河北省石家荘市、湖北省武漢市、河南省鄭州市などに住む中国の子どもたち100人が作ったアイデアいっぱいのミニチュア作品が載せてあり、子どもたちの世界へのあこがれや願いなどが込められている。
今や輸入品を買うのに以前のように海外で爆買いすることなく、ネットで注文するだけで手に入るようになった。日常的なニーズから消費がアップグレードした今、多くの中国の消費者にとって輸入品を買うことはもはや特別なことではなくなり、日常生活の一部と化している。
輸入博は未来の暮らしを描く。未来にはより豊かな暮らしが私たちを待っていることだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月7日