予定通り開催する東方の約束は、中国の責任を際立たせ、不安定に低迷する世界経済に安定をもたらした。現在世界では百年ぶりの大変動が起こっており、新型コロナウイルスの感染流行が及ぼした影響は大きく、経済のグローバル化を逆流させ、世界経済を低迷させた。こうした中、中国が博覧会を予定通り開催することは、経済グローバル化を推進しながら開放型世界経済を構築するポジティブなサインを世界に向けて発し、グローバル産業チェーン・サプライチェーンの安定装置となることで、世界経済の回復に貢献する。
過去2回の博覧会で成約意向額は1200億米ドルを超えた。博覧会はその意義がすでに単なる輸入展示会を超えており、グローバル調達、投資促進、人文交流、開放型提携などにおいてグローバルプラットフォームの作用が日増しに大きくなっている。欧州最大のソフトウエア企業SAPでグローバル・エグゼクティブ・バイスプレジデント兼大中華圏プレジデントを務めるマーク・ギブス氏は、博覧会がグローバル経済の回復と成長を後押しするとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月8日