中国のエンゲル係数は持続的低下 観光・レジャーが生活に浸透

中国のエンゲル係数は持続的低下 観光・レジャーが生活に浸透。

タグ:エンゲル係数

発信時間:2020-11-23 13:53:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

    普段の食費は多くの中国人の消費の大部分ではなくなっている。家庭において、食費が総支出に占める割合はエンゲル係数と呼ばれ、ほかの多数の経済学指数の「高いほどよい」のと異なり、エンゲル係数は「低いほどよい」。国際的にこの指数は、国と地域の住民の生活レベルを判断する基準になる。貧しい国ほどエンゲル係数が高く、裕福な国ほど低い。一般的な国際基準では、国の家庭エンゲル係数の平均値が60%以上であれば貧困を意味し、50%~60%は衣食が足りている、40%~50%は「小康」、30%~40%は比較的裕福、20%~30%は裕福、20%以下は非常に裕福とされている。


    「十三五」期間中、中国のエンゲル係数は低下し続け、2016年の30.1%から2019年には28.2%に下がった。


     中国国際貿易促進委員会研究院の趙萍副院長は、「エンゲル係数は人々の生活レベルを示すバロメーターである。中国は発展途上国として、十三五期間中に経済成長が目覚ましい進歩を遂げ、国民は多くの恩恵を受けた」と話した。


     ここ5年、住民所得は増加し続け、エンゲル係数の低下を直接的に促進している。また、消費構造も持続的に合理化している。衣食以外に、観光や娯楽などの消費活動も庶民の生活に浸透している。「経済・社会の発展と住民所得レベルの持続的な改善により、中国人は『生活の維持』だけに満足せず、『生活の享受』へとアップグレードしている。消費のアップグレードも中国の経済成長の強力な原動力になり、世界の投資家を引き付けている」と趙萍氏は話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年11月23日





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