「タイ・中国国際貧困扶助協力と経済発展シンポジウム」が18日にバンコクで行われました。シンポジウムに参加したタイ各界からの代表は、中国が予定通りに貧困扶助の約束を履行し、貧困脱却の堅塁攻略戦で収めた成果が世界の注目を集めたことから貧困脱却の経験は大変参考になるとの見方を示しました。
タイのサマラパ商務次官はシンポジウムで、「中国の貧困扶助経験を学び、タイの貧困扶助プロセスを推進する」と題した演説を行い、「中国政府は2020年までに全面的に貧困から抜け出す約束を果たした。貧困扶助に関する中国側の成功例は多く、タイと中国のピンポイントの貧困扶助に関する交流と協力を強化すべきだ」と期待を寄せました。
シンポジウムでは、中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)が製作した中国の貧困脱却に関するドキュメンタリーが放映されました。この作品はタイのメディアから高く評価され、メディアを通じて貧困地区の人々に農業の優れた経験や技術を伝えることは、貧困脱却における効果的な方法だと見られています。
「中国国際放送局日本語版」2020年12月20日