「十三五(第13次五カ年計画、2016−2020年)」期間、中国の建設業が発展ペースを上げ、建設業の支柱産業としての力が絶えず強化された。建設業付加価値額が国内総生産に占める割合は6.6%以上をキープした。
関連統計によると、中国の建設業の労働生産性は先進国の約3分の2で、機械化・情報化・スマート化が余り進んでいない。建設業では現在、現場の作業員の不足が生じている。若い世代は建設現場の重く、乱暴で、汚い作業に消極的だ。これを受け建設業は情報技術及び人工知能の導入ペースを上げ、業界全体のモデル転換・高度化を早める必要がある。
新型建設工業化は、未来の建設業のモデル転換・高度化の重要な方向だ。不動産・都市農村建設部などの9部門は今年8月に「新型建設工業化発展の加速に関する若干の意見」を発表した。新型建設工業化は次世代情報技術の駆動を通じ、プロジェクト全ライフサイクルシステム化統合設計、リーン生産施工を主な手段とし、プロジェクトの全産業チェーン・バリューチェーン・革新チェーンを統合することで、高効率・高品質・低エネルギー消費・低排出の建設工業化を実現する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月25日