中国証券監督管理委員会の報道官は25日、先物市場の対外開放拡大への取り組みとして、「多元化した措置を同時に展開する」と示しました。
証券監督管理委は今後、特定品目の対象拡大や制度環境の最適化、市場参入の意欲向上に向けた取り組みを行う他、良好な国際イメージと営業成績を持つ大陸部域外の金融機関による大陸部の先物取扱会社への出資やその株の所有を奨励し、域外の専門的な人材の導入を後押ししていくということです。
また、条件を満たした大陸部の先物取扱会社による、域外における先物関連の経営機関の開設、購買活動と株の所有を奨励し、先物取扱会社が域外の子会社への増資を通してその越境サービス能力を引き上げることを支持するということです。
「中国国際放送局日本語版」2020年12月26日