12月21日午前の国家郵政局中国配達ビッグデータプラットフォームのリアルタイム観測データによると、今年の中国の配達物取扱量は800億件を突破し、9月10日の500億件から月100億件の増加を実現した。
今年に入り、中国の配達物取扱量はプラス成長に転換し、高水準に戻った。第2四半期に入り、生産再開の推進に伴い、配達物取扱量の増加は加速し、30%以上の急成長となっている。現在、郵政配達業は1日あたり2億件が普通になり、1日約4億人にサービスを提供している。
機関によると、配達はオンライン消費の主な受け渡し手段であり、配達物取扱量の増加はネット通販のニーズに後押しされた。そのほか、三線・四線都市および農村市場は増加が速く、消費者がネット通販サービスを受けると同時に、宅配市場の規模も拡大している。浙商証券の研究報告によると、2020年1-11月、実体ネット通販小売額は8兆7800億元で前年同期比15.70%増加し、実体ネット通販普及率は24.3%で同4.8ポイント上昇した。2020年11月の実体ネット通販小売額はは1兆2200億元で前年同期比13.9%増加。
業界の具体的な成績については、11月は順豊が増加速度トップとなり、「通達系」の単価が予定通り改善された。国金証券の統計によると、業界の11月配達数ランキングは韻達15.82億件、園通15.39億件、申通10.13億件、順豊9.06億件で、増加速度ランキングは順豊59.51%、韻達42.91%、園通42.57%だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年12月27日