内蒙古(モンゴル)自治区水利庁が27日に発表した情報によると、同自治区農牧地域の飲水安全活動は近年、脱貧困攻略戦に焦点を絞り、貧困者飲水安全問題の解消を重点とし、飲水安全基礎固め・向上プロジェクトに取り組み、顕著な成果を手にした。現行の基準によると、全区貧困者の飲水安全問題が今年、全面的に解消された。
内蒙古自治区水利庁の趙長青副庁長は「脱貧困攻略戦の成果を持続的に定着させ、飲水安全リスクを絶えず解消するため、内蒙古は昨年と今年の2年連続で飲水安全保障大調査を展開した。明らかになった安全リスク及び保障不徹底の問題について、業務改善台帳を作り解消措置を順を追い実行に移した。「十三五(第13次五カ年計画期、2016−2020年)」期間中、内蒙古は18万3000人の貧困者の飲水安全問題を解消し、脱貧困攻略戦をより高いレベルに押し上げた」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月28日