企業別に見ると、1-11月の民間企業によるオフショア業務のアウトソーシング実行額は同25.1%増の1377億2千万元で、伸び率は全国平均を8.5ポイント上回った。外商投資企業のオフショア・サービス・アウトソーシングの実行額は同11.9%増の2510億9000万元で、全国の44.6%を占めた。
雇用の面から見ると、2020年11月時点で、中国のサービス・アウトソーシング産業の従事者は1257万8000人に達し、うち大卒以上の学歴が801万人で、63.7%を占めている。今年1-11月、サービス・アウトソーシング産業の新規就業者数は85万8000人で、うち大卒以上の学歴が50万9000人と59.3%を占めた。
商務部の高峰報道官は、「今年に入り、中国は新型コロナウイルス感染症によるダメージを克服し、中国の経済運営は徐々に正常に回復し、世界主要経済体の中で唯一のプラス成長を実現する経済体となる見通しだ。中国は開放型経済のレベルをさらに引き上げ、より高いレベルでの市場開放を推進し、世界経済の回復と成長に積極的に貢献していく」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月31日