中国鉄路ハルビン局集団有限公司が2日に発表した情報によると、満洲里と綏芬河の2大鉄道口岸から出入境した国際定期貨物列車「中欧班列」の本数が昨年、いずれも過去最大となった。中国内外の双循環を円滑にし、経済回復のペースアップ及び高品質発展を支えた。
中国鉄路ハルビン局集団有限公司は昨年、新型コロナウイルスの影響を受け、「鉄の大動脈」により黒竜江省と内モンゴル自治区東部地区の経済回復に「輸血」した。
浜洲鉄道、浜綏鉄道という2本の国際大ルートにより出入境する中欧班列の高効率運行を保証し、国内・国際双循環の優れた成績を手にした。
満州里口岸は中国最大の陸路口岸であり、「一帯一路」沿線国及び地域とつながる架け橋、紐帯の一つでもある。
データによると、満洲里駅を通じ出入境した中欧班列は昨年3585本にのぼり、前年比で34.4%増となった。
綏芬河鉄道口岸駅は黒竜江省最大の対露鉄道口岸であり、中欧班列の重要な出入境口岸の一つでもある。データによると、綏芬河駅を通じ出入境した中欧班列は昨年217本にのぼり、前年比で77.9%増となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月4日