中国農業科学院は世界の科学技術の最先端と産業の重大な需要を見据え、第13次五カ年計画期間(2016−20年)に基礎理論の革新、重要技術の研究開発、重大新品種栽培などの研究を持続的に強化した。品種栽培で一連の新たな進展があった。
これは中国農業科学院が12日に開いた、「科学技術で食糧産業の高品質発展のけん引」をテーマとする記者会見で発表された情報だ。中国農業科学院副院長、中国工程院院士の万建民氏はその席上、次のように説明した。
第13次五カ年計画期間中、中国農業科学院が栽培する作物重大新品種が次々と誕生し、中国の主要食糧育種をけん引した。高品質小麦「中麦578」の1ムーあたり生産量が841.5キロに、高生産量・耐病早稲うるち米「中嘉早17」の年間普及面積が800万ムーにのぼった。「中単808」は長年に渡り西南地区の主要栽培とうもろこし品種になった。「中黄13」は過去30年で唯一、普及面積が1億ムーを超えた大豆品種となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月13日