中国人民銀行(中央銀行)は20日、「非銀行決済機関条例(意見募集稿)」による意見募集に関する通知を発表した。同条例は、「非銀行決済機関は安全、高効率、信頼、公平な競争の原則を遵守しなく、決済サービス市場の健全な発展に深刻な影響を及ぼす場合、中国人民銀行は国務院独占禁止法執行機関に対して、非銀行決済機関の市場の支配的地位の乱用の停止、決済事業の種類に基づく分離などの措置を要請できる」とした。同条例は起草説明の中で、「条例は金融監督管理の強化を重点とし、システマティックな金融リスクの予防をボトムラインとし、監督管理の手段を豊富にする。決済分野の独占禁止の監督管理措置を強化する」とした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月21日