国家知識産権(知的財産権)局は22日、2020年の中国の特許、商標、地理的表示などの統計データと、これらのデータが反映する知的財産権事業の発展の新たな傾向と特徴について発表しました。これについて国家知識産権局の胡文輝報道官は同日の発表会で、中国の知的財産権事業は2020年に新たなステップに到達したと述べました。
それによりますと、2020年に我が国で特許を取得した発明は53万件に上り、(香港・マカオ・台湾を含めない)中国国内の特許発明の保有量は2020年末までで221万3000件となり、1万人あたりの発明特許保有件数は15.8件に達しています。
データで示されるように、2020年は「一帯一路」沿線諸国が中国での特許取得に力を入れ、中国での特許出願件数は前年に比べ3.9%伸びました。
「中国国際放送局日本語版」2021年1月23日