中国の工業・情報化部は26日、国務院新聞弁公室の記者会見で、次のように発表した。
中国の工業生産の伸び率は2020年、四半期を追うごとに上昇した。通年の一定規模以上の工業企業の付加価値額は前年比2.8%増。新興産業の発展ペースが上がり、良好な流れとなった。ハイテク製造業の前年比の伸び率は7.1%で、工業全体を4.3ポイント上回った。
情報通信業は昨年、安定的でスムーズな発展傾向を維持した。通年の電気通信業務総量は、前年の不変価格換算で前年比20.6%増となった。新規開設5G基地局は60万基を超え、端末接続数が2億台を突破し、全国のすべての地級以上都市のカバーが実現された。今年は地級以上都市のカバー掘り下げの実現を踏まえた上で、条件を備える県・鎮への拡大ペースを上げる。同時に需要に基づき、工業、エネルギー、交通などの重点分野のネットワーク建設に取り組む。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月27日