人力資源・社会保障部は26日、全国で人手が最も不足している職種トップ100(最新版)を発表した。マーケティング担当、清掃員、警備員、商品営業担当、飲食店店員、家事代行スタッフ、カスタマーサービススタッフ、旋盤工、不動産営業担当、溶接工がそのトップ10となった。100の職種を見ると、今回の人手不足の規模及び求人倍率がいずれもランキング発表以降の最高値に達した。
今回のランキングを見ると、宅配員、市場マーケティング担当、梱包作業員、コンピュータソフトウェア技術者、レジ打ち、機械設備設置人員、機械製造人員、電気機械工、保険代理人なども上位を占めた。
人力資源・社会保障部の盧愛紅報道官は「ランキングは、製造業の人材の需要が引き続き旺盛であることを示した。新たに入選した25の職種のうち、精錬技術者、自動車工学技術者、鋳物工、金属熱処理工などの15が製造業と直接関連している。不足がさらに深刻になった34の職種のうち、鉄筋工、機械修理・組立工、紡績染色工など16が製造業と直接関連している」と分析した。
感染対策常態化により、社会管理及び社会サービスの人材の需要が拡大している。警備管理人、警備員、コミュニティ事務員、保育士、介護士、中高教員などの順位が上昇した。乳幼児発展指導員、孤児・障碍児看護人が初めてランクインした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月27日