中国の製造業活動は1月、依然として力強い回復の勢いを維持した。中国という世界2位の経済体は同じ勢いにより、新型コロナウイルスによる低迷から回復している。
AP通信(北京 31日)は、中国国家統計局が31日に発表したデータによると、1月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は51.3だったとし、次のように伝えた。
この数値は50以上であれば製造業が拡張中であり、50以下であれば縮小中であることを示す。
中国各地(特に北方)で新たに集団感染が発生するなか、当局は規制強化により感染拡大を防いでいる。
中国国家統計局の高級統計学者の趙慶河氏は「局地的な集団感染は企業の経営に一定の影響を及ぼす。また春節連休が近づく1月は通常、製造業の閑散期となる」と述べた。
ロイター通信(北京 31日)は、31日に発表されたデータによると、1月の製造業PMIは前月の51.9の51.3に低下したが、依然として景気判断の分かれ目となる50を上回ったとし、次のように伝えた。
輸出好調により、中国の工業部門は回復ペースを上げている。中国の昨年のGDP成長率は2.3%で、通年の景気低迷を免れた世界で唯一の主要経済体になった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月2日