中国人民銀行(中央銀行)公開市場業務操作室は2日、金利入札方式により800億元規模の7日物リバースレポ操作を行うと発表した。同日20億元分のリバースレポが満期となったため、中央銀行公開市場は780億元の純投入となった。中央銀行は春節を控えリバースレポを続けているが、これは流動性の合理的な余裕を保つ政策の意図を示した。
業界関係者は「春節が近づくなか、中央銀行は依然として公開市場操作の拡大により流動性を調節する。長期的に見ると、金融政策は徐々に正常化し、さらなる緩和の可能性が低下している。金利・預金準備率引き下げの可能性も低い。穏健な金融政策はより柔軟かつ適度になるが、急な引き締めは行わない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月3日