新型コロナウイルスの影響を受け、人々は外出を減らし、自宅で活動する時間が増えている。米国のアマゾンとグーグルの親会社のアルファベットが2日に発表した決算によると、ライフスタイルの変化によりこれらのIT企業の売上高が昨年第4四半期に急増した。
アルファベットの昨年第4四半期の利益は50%増の152億ドル、売上高は前年同期の460億ドルを大幅に上回る569億ドルにのぼった。これらの数値はウォールストリートの予想を大幅に上回った。
感染症の影響を受け、人々は外出しにくくなり、自宅でオンライン動画を見る時間が増えた。グーグルの昨年第4四半期の広告収入は前年同期比22%増の462億ドル。うちユーチューブの広告収入は46%増の69億ドル。
アルファベットのルース・ポラットCFOは、第4四半期の良好な業績はグーグルの検索とユーチューブによるものとした。 ECプラットフォームのアマゾンは2日、昨年第4四半期の売上高が前年同期比44%増の1256億ドルにのぼり、利益が前年同期の倍以上の72億ドルにのぼったと発表した。
人々は年末、新年のプレゼント購入でネット通販を活用したが、これはアマゾンの売上高が急増した重要な理由だ。関係者は「多くの人が外での買い物でウイルスに感染するのを避けるため、自宅でのネット通販を選択した。これによりアマゾンは昨年の年末商戦でかつてない業績を記録した」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月4日