テスラジャパンは18日に公式サイトで、モデル3「スタンダードレンジプラス」を16%値下げし、「ロングレンジ」を23.8%値下げすると発表した。アメリカの公式サイトでも同日、値下げが発表された。
テスラ中国の公式サイトの販売価格は現在、変化がない。最新データによると、テスラ中国の1月の販売台数は前月比で4割も減り、自動車市場全体を上回る下げ幅となった。コストカッターと呼ばれるテスラは販売をキープできるだろうか。
テスラはこれまでも、年内に2回値下げを行っていた。テスラは1月1日、中国製のモデルY及び新型モデル3の正式な発売を発表した。モデルYのロングレンジの販売価格は48万8000元からだったが、これを14万8100元下げて33万9900元からとした。モデルYのトップグレード「パフォーマンス」の販売価格は53万5000元からだったが、これを16万5100元下げて36万9900元からとした(下げ幅は30%超)。
テスラはその20日後、再び欧州市場で値下げを行った。うちモデル3は2500−3500ユーロの値下げで、モデル3のスタンダードレンジプラスは4万2990ユーロから3万9990ユーロの値下げとなった。
テスラ大中華区総裁の朱暁彤氏は「当社は現在、ボリュームゾーン向けの割安な自動車を開発中で、小売価格は2万5000ドル(約16万元)を見込んでいる。当社は今年11月の広州モーターショーで同車を展示し、来年に第1陣を交付する。この車がモデル3の代替品になる見通しだ」と述べた。