生態環境部は25日の定例記者会見で、「青空防衛戦に勝利する3カ年行動計画」の順調な終了を宣言した。同時に第14次五カ年計画(2021−25年)の大気品質改善目標を掲げ、人々が関心を寄せる大気汚染対策の最新情報について回答した。
統計によると、2015−20年の間に自動車保有台数が1億6300万台から2億8100万台に増加したが、PM2.5目標未達都市の濃度が低下した。これは自動車などの動力車の排出ガスが大気汚染の主な原因ではないことを意味するのだろうか。生態環境部大気環境司の劉炳江司長は「動力車などの移動する発生源は、中国の中・大都市のPM2.5汚染の主な出処で、かつその汚染に占める割合が持続的に上昇する傾向を示している。重度汚染のプロセスの科学的な観測と分析によると、PM2.5の濃度を上げる主な成分は硝酸塩、すなわち窒素酸化物から変換される硝酸塩だ。自動車排出ガス削減は第14次五カ年計画期間の重点になる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月26日