中国郵政貯蓄銀行股フン有限公司は29日、2020年度業績報告を発表した。同報告によると、2020年末時点で、郵貯銀行の資産規模は前年比11.12%増の11兆3500億元、営業収入は同3.39%増の2862億200万元、純利益は同5.38%増の643億1800万元だった。不良債権比率は0.88%、貸倒引当金カバー率は前年より18.61ポイント増の408.06%となった。
2020年末、郵貯銀行の金融的確貧困扶助貸付残高は前年比21.91%増の1005億2100万元、農業関連貸付残高は前年より1496億7600万元増の1兆4100億元と、農村振興への支援力がさらに強化された。中小・零細企業支援の面では、2020年末、郵貯銀行のインクルーシブ中小・零細企業向け貸付残高は同1480億6200万元増の8012億4700万元と、前年末より1480億6200万元増えた。
また、郵貯銀行の個人消費ローン残高は同3456億100万元増の2兆3600億元と、都市部と農村部住民のすばらしい生活へのニーズを満たす上で積極的な役割を果たした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月31日