中国の対外債務構造が一層改善

中国の対外債務構造が一層改善。

タグ:対外債務

発信時間:2021-03-31 19:48:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国家外貨管理局がこのほど発表した対外債務データによると、2020年12月末現在、中国の人民元・外貨建て対外債務残高は2兆4008億ドルで、2020年9月末から925億ドル(4%)増加した。


「外債の増加は海外投資家による国内の人民元債券の買い増しが主な要因」と、国家外貨管理局の副局長で報道官の王春英氏は話した。一方で、中国の外債構造の合理化が一層進んだ。外債の通貨種類を見ると、人民元建ての外債の全体に占める割合は42%で、2020年9月末より3ポイント上昇した。期限別で見ると、中長期外債の全体に占める割合は45%で、2020年9月末より2%ポイント上昇した。


 当面の外債の状況について、王春英氏は次のように述べた。2020年末、中国の外債の負債率(国内総生産に対する外債残高の比率)は16.3%、債務率(輸出収入に対する外債残高の比率)は87.9%、返済率(輸出収入に対する外債元利返済額の比率)は6.5%、対外貨備蓄高に対する短期外債の比率は40.9%だった。これらの指標はすべて国際公認の安全ライン(それぞれ20%、100%、20%、100%)内にあり、中国の外債リスクは全体的にコントロール可能だ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月31日

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