「中国公共信用情報デジタル化市場白書2020」が8日に北京で発表された。それによると、22年に中国の公共信用情報デジタル化市場の規模は17億2千万元(1元は約16.7円)に達するという。中国新聞網が伝えた。
同白書は、「中国の公共信用情報デジタル化市場は15年から急速に成長し始め、市場規模は15年の2億4千万元から19年の11億2千万元へと急増した。今後3年間、市場は15.4%の年間複合成長率を維持し、22年には市場規模が17兆2千億元に達するだろう」との見方を示した。
また同白書は、「過去3年間で、中央当局の公共信用情報デジタル化プラットフォームが基本的に構築を完了した。19年からは、同プラットフォーム建設が徐々に地方へと広がった。データを見ると、19年には地方の区・県における公共信用情報サービスプラットフォーム建設プロジェクトが84件あり、入札での落札価格は合計1億2千万元だった」としている。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年4月9日