中国では、新ラウンドの消費促進・内需拡大の幕が開こうとしている。「経済参考報」の調べによると、国家発展改革委員会、商務部、工業・情報化部などの各政府部門は現在、新型消費の育成・発展をめぐり集中的に手配している。新業態・新モデルの育成から関連インフラの整備、さらには規範化・標準化の強化に至る系統的な実施プランがすでに浮上している。
商務部の高峰報道官は「経済参考報」の質問に、「近年ネット通販、オンライン食事予約、越境ECなどの新型消費が急発展し、消費のギアチェンジと高度化を促進し、人々のすばらしい生活への需要を満たす上で重要な力を発揮している」と回答した。
新型消費はさらに多くの消費シーンに拡大している。うちオンライン教育、インターネット医療、リモートワークなどの見所が尽きない。中国インターネット情報センターの統計によると、昨年の中国のオンライン教育利用者数は3億4200万人で、普及率は34.6%だった。インターネット医療は2億1500万人で21.7%。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月12日