中国銀行保険監督監督管理委員会(銀保監会)は先般、第1四半期の銀行業・保険業の主要監督管理指標の関連データを発表した。
第1四半期末、銀行業の総資産は329兆6000億元で前年同期比9.2%増加した。負債総額は302兆元で同9.2%増。保険業の総資産は24兆3000億元で同11.7%増。銀行業・保険業の資産と業務は堅調な成長を維持し、実体経済の回復と発展のニーズを効果的に満たすだけでなく、過度の伸びによる金融レバレッジの拡大をも回避している。
同時に、実体経済支援の質も向上した。第1四半期の新規人民元建て貸付は前年同期より5741億元多い7兆7000億元と、引き続き緩やかな増加傾向を維持し、経済回復と市場主体サポートに安定的な資金を提供している。貸付資金は、科学技術革新、グリーン開発や中小・零細企業、個人事業者、新型農業経営主体により多く流れている。第1四半期、銀行保険機関の新規債券投資は約1兆7000億元で、政府と企業の債券による融資に強力な支援を提供した。第1四半期末の保険業の保険保障額は2862兆元で同28.7%増、保険給付の累計額は3951億元で同30.4%増だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月29日