交通運輸部の発表によると、中国の交通投資、貨物輸送量、港湾貨物取扱量などの指標は今年第1四半期、前年及び2019年の同期と比べいずれも大幅に増加した。交通運輸経済は持続的な回復の流れを呈しており、予想通りの展開で、全体的に好発進した。
交通投資が増加を続けている。第1四半期の実行ベース交通投資額は前年同期比52.8%増、19年同期比18.5%増の5792億元だった。うち道路・水路は前年同期比60.1%増、19年同期比23.5%増の4597億元で、通年の目標の25.5%に達し、過去5年で最も高い達成率となった。
貨物輸送量の伸び率について、第1四半期の実行ベース営業性貨物輸送量は前年同期比42%増、19年同期比15.8%増の111億トンだった。宅配便の業務量は高成長を維持し、前年同期比75%増、19年同期比80.6%増の219億件にのぼった。また港湾の貨物取扱量も高い伸び率を維持した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月30日