KPMG中国と「Moodie Davitt Report」は7日に共同発表した「海南自由貿易港トラベルリテール市場白書」の中で、現在の成長ペースを維持すれば、海南省は短期間内に世界最大の免税市場になる可能性があるとした。
この報告書は同日午後に開催された、第1回中国国際消費財博覧会のテーマフォーラム「世界消費革新並びに免税・トラベルリテール大会」で発表されたものだ。報告書は次の観点を示した。
海南のトラベルリテール業界の驚異的な発展ペースは、海南の魅力を高め、海南の国際トラベルリテールセンターとしての地位を固める上で重要な力を発揮した。昨年末時点の海南離島免税業の生産額は約50億ドル。世界のその他の免税市場が感染症により深刻な低迷に陥る中、海南離島免税新制度は世界のトラベルリテール業界に「カンフル剤」を打った。
成長ペースを保つため、中国政府は関連政策の最適化を続け、海南トラベルリテール業界を新たな高みに押し上げる。海南自由貿易港の建設は、このペースを上げる重要な要素だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月8日