商務部の任鴻斌部長補佐は12日、国務院新聞弁公室が開いた記者会見で「中国と中東欧17カ国の今年第1四半期の貿易額は前年同期比50.2%増の301億3000万ドルで、同期の中国の貿易額の伸び率を11ポイント上回った」と述べ、次のように説明した。
中国と中東欧17カ国の貿易額は昨年、初めて千億ドルを突破し1034億5000万ドルにのぼった。前年比8.4%増で、逆境のなか成長した。中国と中東欧諸国の協力の長期的な進歩はさらに、日増しに緊密になる投資協力、インフラプロジェクトの着実な実施、相互接続の安定維持によって示されている。中国と中東欧諸国の双方向の投資額は200億ドル弱にのぼっており、自動車部品、化学工業、家電などの各分野に跨っている。感染症を受け、グリーン・低炭素、医薬品・ヘルスケア、新エネなどが新たな人気投資先になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月13日