グローバルな協力こそが新型コロナ収束への唯一の選択肢=WHO事務局長

グローバルな協力こそが新型コロナ収束への唯一の選択肢=WHO事務局長。

タグ:新型コロナ

発信時間:2021-05-16 16:48:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は10日、「新型コロナウイルスのパンデミックを収束させる唯一の選択肢はグローバルな協力であり、競争や対立ではない」と述べた。


 テドロス事務局長は同日の記者会見で、「新型コロナの影響が最も深刻な欧米をはじめとする世界の多くの地域で、新規感染者数はやや減少しているが、世界全体の新規感染者数は依然として『受け入れがたい』高水準で推移している」と述べた。 世界全体では先週、新たに540万人以上の新規感染者が確認され、新たな死亡者数は約9万人に上るという。


 事務局長によると、新型コロナのワクチンが充分に行き渡っている国では、ワクチンが重症者数や死亡者数の減少に役立っているほか、初期の研究結果によると、ワクチンはウイルスの拡散抑制にもつながる可能性があると考えられている。 しかし、ワクチン供給には国によって大きな格差があり、依然としてパンデミックを収束させるための最大のリスクの1つとなっている。


 WHOのデータによると、世界の人口の53%を占める高所得国・高中所得国に世界のワクチン全体の83%が供給されている一方で、世界の人口の47%を占める低所得国・低中所得国には17%しか供給されていない。


 テドロス事務局長は、「新型コロナウイルスのパンデミックを収束させる唯一の選択肢はグローバルな協力であり、競争や対立ではない」と指摘。「資源や地政学的な優位性をめぐって争えば、ウイルス側に有利になるだけだ」とし、世界各国に新型コロナウイルスを「共通の敵」とみなすよう呼びかけた。


 新型コロナワクチンが世界中で公平に確保できるように、WHOは新型コロナワクチンを共同購入する国際的な仕組み「COVAXファシリティ」を立ち上げ、実施を推し進めているが、このプログラムはワクチン不足に直面している。


 WHOの医薬品・衛生品担当事務局長助理のマリアンジェラ・シマン氏は記者会見で、「新型コロナワクチンメーカーの多くは公平なワクチン供給について見て見ぬふりをし、利益重視の方向に向かっている」と述べ、各国のワクチン格差をさらに拡大する可能性があると指摘した。


 WHOで上級顧問を務めるブルース・アイルワード氏は記者会見で、「中国はCOVAXファシリティへの実質的な支援を検討している」と説明し、「中国は中国の人々にワクチンを供給すると同時に、COVAXへのワクチン供給にも懸命に取り組んでいる」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月16日


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