米ウォール・ストリート・ジャーナルは先般、中国の新型コロナワクチン接種の加速がアジアの景気回復を後押しする見通しだと報じた。
記事によると、中国のワクチン接種は急速に進んでいる。中国のワクチン接種率は5月28日までの1週間で、米国・EU・英国と比べ、ワクチン接種が開始されてから最も速いペースで推移した。中国が現在の接種率を維持すれば、アジアや世界の新興市場の景気回復期待を高めることができるだろう。
記事は「ワクチン接種の加速は、アジア諸国の渡航制限緩和につながる」との認識を示した。中期的に見ると、中国のワクチン接種率向上は、東南アジアの基幹産業である観光業の回復を促すことができるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月5日