デジタル人民元の注目度が上がっている。試行の持続的な拡大に伴い、応用シーンが増加を続けている。デジタル人民元は徐々に一般人の生活に進出している。
北京市は5日にデジタル人民元試行キャンペーンを開始した。今回は北京市にとって第2弾のデジタル人民元紅包(ご祝儀)で、1口200元を20万口支給。つまり今回の紅包の規模は計4000万元になる。
上海市は5日、1口55元のデジタル人民元紅包を35万口支給した(計1925万元)。
デジタル人民元の試行範囲には現在、オンラインとオフラインの取引シーンが含まれる。例えば上海市はデジタル人民元の試行を開始してから、病院、地下鉄、キャンパス、不動産管理、駐車、教育などのシーンでデジタル人民元ルートを開設している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月9日