デジタル時代、貧困削減の新たな原動力を模索

デジタル時代、貧困削減の新たな原動力を模索。ネット通販、EC販売、ライブ配信販売などが貧しい田舎にも浸透している…

タグ:貧困削減

発信時間:2021-06-12 12:26:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 ネット通販、EC販売、ライブ配信販売などが貧しい田舎にも浸透し、「誰も知らない山奥」の優れた農業特産品の販路を開拓し、多くの貧困者の収入を増やしている。


 秦巴山区の山奥にある隴南市は甘粛省の特別貧困地区で、全国特別貧困地区の1つでもある。市内9つの県区が貧困県で、「山奥にあり住民は貧しい」ことで知られていた。


 隴南市は北緯33度の秦嶺南麓にあり、独特な自然環境はクルミ、花椒、オリーブ、漢方薬剤などの多くの特産品を育んだ。しかし、交通、物流、情報などが制限されているため、長期にわたり農産品は定期市で籠で販売したり、商売人が仕入れて運ぶなどし、物は豊富だが収入は少なかった。


 貧困対策の開始後、繰り返し論証を行い、隴南市委員会市政府はECの運営モデルでこの劣勢を優勢に変えることができるとわかった。


 打開策を決め、全力で取り組み始めた。市県区は指導グループと専門機関を設立し、作業員を配備し、発展を奨励する政策を打ち出した。物流配達の「最後の1キロ」を開通し、25の特別貧困区にスポットを当て、村に通じる道路を舗装し、物流企業、配達サービス所、郵便配達所を発展させた。貧困村に4Gネットワークを敷設し、貧困者がネット接続できない、通信料を支払えないという問題を解決した。成武、十天高速、蘭渝鉄道、隴南成県空港を次々と建設した。


 中でも特別貧困区と貧困村に重点を置き、村駐屯作業チームによる「一対一」ネットショップ発展支援体制を構築し、市内450以上の貧困村にECサービス所を設置した。

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