国を跨ぐ感染状況の差による需給のミスマッチといった数多くの要因を受け、一部の大口商品の価格が今年続騰しており、一部品種の価格が記録更新を続けている。監督管理部門は5月より次々と調整に着手し、大口商品の価格急騰を抑制している。国務院常務会議は5月だけでも3回連続で「大口商品」を名指しし、買い溜めや価格吊り上げなどの行為を取り締まった。国家発展改革委員会も何度も会議を開き、関連協会及び企業に行政指導し、大口商品の価格動向をしっかり追跡し、価格予想・警戒作業に着実に取り組むよう求めた。これを背景とし、市場の投機的な行為が落ち着き、鉄鋼、銅、トウモロコシ、大豆、木材の価格が低下した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月18日