一帯一路における国際協力は年々、意味合いを増しており、「健康シルクロード」と「デジタルシルクロード」の建設を促進する時が来た。
健康シルクロードの共同建設は、ヘルスケア分野における世界的な協力モデルを確立することが期待される。コロナ後の景気回復にデジタル経済が重要な役割を果たすことを考えると、 デジタルシルクロードでの協力をさらに推進する必要もある。
中国のデジタル経済分野の発展は他国の参考になるとした上で、中国はその発展を通じて巨大なポテンシャルを解き放っており、コロナ禍による影響が続く中、この分野は経済のグローバル化の進展に向け、次の主要な原動力となる。
同氏はまた、一帯一路沿線国の大半は発展途上国であり、いかにして経済発展と環境保護の均衡をとるかという課題を抱えていると指摘。一帯一路は、関係国が気候変動に取り組む上で協力を展開する場になるだろうと語った。
中国はこれまで、立法や植林などを通じて環境分野で多くの成功を収めてきたが、このことは一帯一路の共同建設に取り組むパートナーにとって大いに参考になるとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月20日