国家外貨管理局がこのほど発表したデータによると、2021年3月末の時点で、中国の全体の対外債務残高(人民元・外貨を含む)は2兆5266億ドルで、2020年末より1258億ドル、5%増加した。
国家外貨管理局副局長で報道官の王春英氏は、「対外債務の増加は主に海外投資家が人民元債券を買い増ししたためである。2021年第1四半期、中国の対外債務規模は安定して増加し、構造も一層合理化された」と話した。
対外債務の構造を見ると、人民元建ては43%を占め、2020年末より1ポイント上昇した。対外債務の期限は、中長期が45%を占め、2020年末と変わらなかった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月28日