第1回デジタル中国建設サミットが先ごろ福州市で開幕し、全国各地から大勢が福州海峡国際コンベンションセンターを訪れた。デジタル技術の発展に伴い、デジが広範囲で応用され、ITと人々生活の結びつきは強まっている。
「第14次五カ年計画」と2035年長期目標綱要は、デジタル化発展やデジタル中国建設の加速化などに関する項目を設け、デジタル経済、デジタル社会、デジタル政府の構築を加速化し、デジタル化モデル転換を通して生産方式、生活方式、管理方式の変革を促進することを打ち出した。新時代、デジタル中国の建設が全面的に推し進められている。
国家インターネット情報弁公室が発表した『デジタル中国発展報告(2020年)』によると、「第13次五カ年計画」期にデジタル中国建設は重大な成果を上げ、中国の情報インフラ建設規模は世界をリードし、世界最大期の光ネットワークと4Gネットワークを構築した。
デジタル経済の新たな優位性の形成について、「第14次五カ年計画」と2035年長期目標綱要は、膨大なデータと豊富な応用シーンの優位性を十分に生かし、デジタル技術と実体経済の深い融合を促すことを明確にした。
中国工程院院士で北京理工大学校長の張軍氏は、「デジタル経済分野において、我々は主にビッグデータ、クラウドコンピューティング、ブロックチェーンなどの新技術、またインターネットサイトに関心を持っている。デジタル経済はバーチャルから離脱し実体へ転換する必要があり、第一次産業と第二次産業の発展を支えてようやく産業デジタル化を牽引することができる」と述べた。