中国のゲーム大手、未成年プレイヤーの夜間利用を防止

中国のゲーム大手、未成年プレイヤーの夜間利用を防止。

タグ:ゲーム大手 未成年プレイヤー 夜間利用 防止

発信時間:2021-07-09 15:02:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 BBCは7日、「夜間見回り機能、中国が未成年プレイヤーの行為を規範化」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。

 

 中国のゲーム大手・テンセントは顔認証システムにより、未成年者の午後10時から午前8時の利用を防止している。同社によると、その「夜間見回り機能」は、未成年プレイヤーによる政府の「夜間禁止令」逃れを防止する。2019年に導入されたこの夜間禁止令はさらに、未成年プレイヤーのゲーム内での課金額の上限に明確な規定を設けた。

 

 これらの禁止令はプレイヤーに対して、全国データバンクとつながる身分証によりゲームアカウントを作るよう求めている。しかし一部の未成年プレイヤーは本人ではなく大人の身分証を使い登録している。

 

 今やプレイ時間が一定の時間を超えたプレイヤーは、顔認証により自分が大人であることを証明しなければならない。テンセントは2018年より同システムのテストを開始した。今やこの世界最大のゲーム会社が提供する60数作品に導入されている。

 

 他にも、携帯電話のカメラを使い年齢を調べ、ネット通販で成人用品を購入するユーザーの年齢を確認すべきとの案も挙がっている。

 

 世界保健機関(WHO)は2018年に、「ゲーム障害」を正式に精神疾患に指定した。電子ゲームは中国で、青少年に多くの悪影響を生むと批判されやすい(児童の近視など)。「問題」ゲームを回避するため、中国のすべての新作がリリース前に関連監督管理機関から承認を受けなければならない。


  「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月9日

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