中国のビジネス環境が改善、世界31位に浮上

中国のビジネス環境が改善、世界31位に浮上。中国のビジネス環境の世界190の経済体における順位は2020年、31位に浮上した…

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発信時間:2021-07-13 10:50:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国務院発展研究センターが主催する「市場主体の育成、ビジネス環境最適化シンポジウム」が10日、北京市で行われた。シンポジウムのデータによると、中国のビジネス環境の改善が続いている。うち、中国の各種市場主体の数は2012年の5500万社から現在の1億4400万社に増加し、ビジネス環境の世界190の経済体における順位は12年の91位から20年の31位に浮上している。

 

 国務院発展研究センター党組書記の馬建堂氏は、中国のビジネス環境は現在、効果的に改善されたと述べた。

 

 市場の活力と社会の創造力を効果的に引き出し、経済成長の内的な原動力が強化された。中国は近年、行政審査・批准制度改革の推進を掘り下げ、審査・批准事項を大幅に削減し、資格許可・認定を大幅に簡略化し、市場主体のため積極的に負担を軽減している。例えばプロジェクト建設の審査・批准にかかる期間を120営業日内に短縮した。レベル評価類職業資格は現在すでに、185業種に関わる80項目が削除されている。

 

 政府の職能の転換を深く促進した。「放管服改革」(行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化)を持続的に推進し、政府のガバナンス理念をしっかり変えた。過去の長期的に存在していた「審査・批准を重視し、監督管理を軽視し、サービスが弱い」という問題を大幅に改善した。全国一体化「インターネット+監督管理」プラットフォーム体制が初歩的に構築された。単一ネットワークによる統一的な管理、シティブレイン、スマート監督管理など普及価値ある良き経験と手法を見いだした。政府の職能のズレ、越権、不在の問題が効果的に解消された。

 

 政務サービスの利便性を大幅に高めた。政務サービスの標準化・規範化・便利化改革が大きな成果を手にした。一般人が1度の訪問、1つの窓口、1枚の紙、多くても1回の訪問で手続きを終えられるようにした。審査・批准の「非対面式」、業務の「24時間型」、サービスの「売り切れなし」が徐々に常態化している。

 

 国際競争の新たな優位性を育んだ。中国は長年連続で世界一の投資先になっている。外国商会の調査によると、中国は長年連続で世界一の投資先の一つになっている。世界の対外直接投資が大幅に減少した昨年、中国の実行ベース外資導入額はこの逆境のなか6.2%増加した。外資導入規模、成長率、世界全体に占める割合のすべてが拡大した。

 

  ビジネス環境の良し悪しを最も直感的に示すのは市場主体だ。国家市場監督管理総局のデータによると、中国共産党第18回全国代表大会以降、中国の市場主体が大幅に増加した。12年の5500万社から現在の1億4400万社に増加し、活況度が70%前後で安定。発展の質が大幅に上がり、ハイテク企業が20万社、テック型中小企業が18万社を上回り、企業の研究開発費が全社会の支出の76.2%を占めた。「特許協力条約」(PCT)の枠組みによる国際特許出願件数が世界一に飛躍した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月13日

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